野良の子猫を見かけた・・・助けたい!どうしたらいい?里親を探す?保護して飼う?まずは・・・
道端で野良の子猫を見かけることはありませんか~母猫と一緒にいるのなら安心ですが、一匹だけで鳴いていたり、弱っていて動けなくなっていたりしたら心配です・・・そんな時にどうしたらいいのか悩みますよね・・・。
猫好きなら放っておけないです。助けられるのはあなたしかいません!
また、近所にいる野良猫を保護して飼いたいって思ったことってありませんか?
今回は野良の猫ちゃんの安全な保護の仕方をご紹介します
★子猫を見つけた…
まず、すぐに行動しないで様子をみて下さい。
仔猫は母猫の元で育つのが一番です。母猫の母乳で育つと免疫力も強くなるので、緊急の場合以外はある程度大きくなるまでそっと見守って下さい。
こんな時はどうする?というのをケース3くらいにまとめてみました。
子猫が親離れするのは、生後3ヶ月~6ヶ月くらいです。
野良の子猫を保護して飼いたい場合、できれば3ヶ月くらい過ぎたときに保護するといいかと思います。それまで餌をあげたりして慣れさせることが大事です。
赤ちゃん猫が3~5匹いるのに母猫がいない・・・
母猫がご飯を食べに行っているパターンです。子猫を保護せずにそのまま母猫が戻ってくるのを見届けてあげて下さい。
決して子猫の側にいたりせず、どこか物陰から見ていて下さい。
(又は一旦帰って数時間後に様子を見に来てみてください。)
※注意:仔猫を抱っこしたり触ったり絶対にしないでくださいね!
子猫が一匹だけ残っている
母猫は子猫を安全な場所へ移動させます。動けるなら一緒に移動しますが、まだ小さい場合は母猫が口でくわえて仔猫を運びます。移動中かもしれませんのでどこか物陰から様子を見ていて下さい。
けっして仔猫の近くにいないで下さい。母猫はものすごく警戒しますので!
※注意:こちらのケースも場合も抱っこしたり、触ったりしないように気をつけて下さい。
仔猫が一匹だけいる。そしてあまり動いていない(体調が悪そう、弱っている)仔猫をみると目がただれていたり、腫れていたり、片方の目が開いていない・・・などなにか様子が違う。そして母猫が近くにいない
もし、あなたが保護して仔猫の世話ができ、飼うことができるのならすぐに動物病院へ行って治療したほうがいいです。大切な命を助けられるのはあなたしかいません・・・が、ただかわいそうだから~という理由だけで保護はしないで下さい。
弱っていると一刻を争います~助けてあげたい気持ちがあっても病院代がかなりかかります。そして、人工哺乳を2時間~3時間おきにして、排泄をさせなければなりません。
赤ちゃんの仔猫はお世話が大変です。助かっても、母猫の母乳で育っていないと免疫力が弱く病気がちな猫になってしまう場合もあります・・・
緊急の場合で、あるていどのお金を覚悟でき、本当にその猫を飼う(もしくは里親を探す)覚悟がある場合は助けてあげて下さい。助けられるのはあなたしかいません。
どのケースも母猫は子猫に対して愛情たっぷりなので必ず戻ってきます・・・がっ、母猫が交通事故にあってしまったとか、滅多に無いですが育児放棄により戻ってこない場合などもありますので数時間おきに見てみて戻ってこない場合は保護してあげて下さい。
保護したら、まずは動物病院で健康状態を検査してくださいね!
★猫を飼いたい!保護したい
本当に野良猫ですか?
まずは、本当に野良の猫なのか確認をして下さい。
飼い主から迷子届けが出ているかもしれません・・・最寄りの保健所やネットで迷子猫などの情報を見て確認をしてみてください。
まず、最初に言いますが野良の猫ちゃんを飼うのは簡単ではありません。もちろん、すぐに慣れて飼いやすい子もいますが、ほとんどの野良猫ちゃんは人間に対して恐怖心を持っていたりするので威嚇したり、凶暴だったりして慣れるまで時間がかかる子がかなり多いです。
2ヶ月くらいの仔猫だったら早く慣れるかもしれませんが、野良猫をならして家猫にするのは、根気よく時間をかけて慣らしていく必要があります。
2ヶ月位の子猫なら、なついてくれるのにそんなに時間はかからないと思います。(その子にもよりますが…)
素手で保護できるくらい身体が弱っているのならそのまま保護して病院ですぐに健康診断をして下さい。
まず、毎日同じ場所で餌をあげると良いかと思います。(根気良く)
その子にもよりますが、人になれてくると抱っこされても大丈夫になる子もいます~稀ですが・・・
そして、保護する日(捕獲器を仕掛けておく日)を決めて、その前日くらいまで餌を与えて下さい。
数名で保護すると良いです。一人では大変ですので!
●用意するもの
・捕獲器
・キャリーケース
・網(子猫の場合はアミで捕まえることもできます。少し大きめの魚釣りなんかで使用するアミ)
・タオル
・えさ(チュールとかでもOK)
●保護の仕方
捕獲する当日は餌をあげないで下さい。お腹がすいていると捕獲器に入る可能性が大ですので。
1、エサを入れた捕獲器を設置する。
2、見回って確認。(できれば、少し離れた場所にいて下さい。)
3、保護対象の猫ちゃんが入って確認できたら、興奮しているのでそのままタオルをかけて見えないようにして下さい。
以上が捕獲の手順です。
キャリーケースに移し替える場合、逃げられる可能性が大なのでそのまま捕獲器に入れてタオルを掛けて、お家に連れていきゲージにいれるのがベストです。
場合によっては捕獲器のまま、すぐに動物病院に連れていき健康状態を確認してもらって下さい。
お家につれて帰ったらまず、安心して落ち着かせるためにゲージにタオルなどをかけてあげて下さい。
猫ちゃんは怖くって恐くって仕方ないので威嚇してきたり、暴れたりします。その日はお水と餌をそっとおいてあげてタオルなどをかけてゆっくり休ませてあげて下さい。
お家で落ち着いてきたら動物病院へ連れて行きます。
感染症にかかっていないかノミやダニがついていないかなど検査をして、健康状態をチェックして下さい。
すでに猫を飼っている場合は先住猫への感染を防ぐこともできます。
自分が保護したい猫ちゃんがいる場合は保護するのも良いと思いますが、最近はネットで里親を探しているサイトがたくさんあります。里親募集のサイトから譲り受けたい子を探すのもオススメです。
そして、譲渡会もいろんなところで開催されています。参加して猫ちゃんと直接触れ合ってトライアルに申し込んでもいいと思います!
素敵な猫ちゃんとの出会いがあるかもしれませんよ!
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