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愛犬が散歩中に蹴飛ばされ即死・・・他人の犬を蹴って殺した男に罰金判決。裁判官「無慈悲と言える犯行」

事件は2020年12月12日、埼玉県川口市鳩ケ谷緑町1丁目の芝川河川敷で70代の男性が飼っている小型犬パピヨンが、ジョギング中の男性に蹴られて殺されました。

散歩中だった他人の飼い犬を蹴って殺したとして、動物愛護違法の疑いで埼玉県川口市に住む47歳の男が逮捕されて地検に送検されました。

 

この事件の判決(2021年8月)

 埼玉県川口市内で昨年12月、散歩中の他人の犬を蹴って死なせたとして動物愛護法違反に問われた同市、職業不詳の男(48)に対し、さいたま地裁は27日、求刑通り罰金20万円の判決を言い渡した。北村和裁判官は「無慈悲といえる犯行で非難に値する」と指摘した。

判決理由で北村裁判長は、「ボールを蹴るような感じで蹴っていた」などとする目撃者の女性の証言について、「十分に信用できる」と指摘。

他の目撃者の証言や現場の状況などから、「被告は犬を故意に蹴った。
外傷が生じる恐れのある暴行だった。無慈悲な犯行で強い非難に値する」と述べた。

yahooニュースより引用

 

可愛そうな事件ですよね~もし、自分の子だったら・・・想像するだけで気が狂いそうです。
2020年6月に施行された改正 動物愛護法では犬などの動物を殺傷した場合の罰則が「5年以下の懲役か500万円以下の罰金」に引き上げられました。

 

 

20万円での罰金だけでは軽すぎると思います。飼い主から見れば、ペットは家族、愛情は金銭に代えがたいもので、無慈悲に蹴り殺した犯人をたった20万円で許せるものではないと思います。罰金ではなく執行猶予付き懲役の判断があってもよかったと思います。

 

詳しい詳細はわかりませんが、記憶によると、この事件は飼い主がいつもノーリードで散歩していて何度か注意されたにもかかわらず、今回も注意をしてその後に犬を蹴ったという事件でした。
飼い主の男性はパピヨンをすぐに病院に連れて行ったが、首の骨は骨折し、耳から血を流す状態で即死だった。

警察の調べに対して男は「犬がぶつかってきただけ」「向かって来たので蹴った」などと述べ容疑を否認している。

 

リードさえしていれば防げた事件。ボールを蹴るように蹴ったという目撃情報もありました。
可哀想なのはワンちゃんです・・・

 

 

イメージ画像

 

「うちの子は大人しいから大丈夫、人を噛んだりしないし、放っといても付いて来る頭の良い子なのよ、リードなんか付けたら可愛そう」・・・こういう方おられますよね~。

 

私もノーリードの人に注意をしたことが数回あります。

 

わざと私の家の犬(トイプードル)を近づけると、ノーリードの小型犬(チワワだったような…)が走って来ます~その時に注意をします。
お宅のワンちゃんがどんなに大人しくてどんなにいい子でも、こうやって来られて私の家の子が嚙んでも文句言えないですよね~
だからリードをして下さい。と言います。

 

普通は「そうですよね。すみません」~と言うと思っていたのですが・・・何も言わず睨んでそのまま犬を連れて行ってしまいました・・・。

違う人は家の犬はお宅の犬より強いからうちの子が噛むよ~と自慢気に言っていました・・・

 

やはりノーリードの人は発想が違うんですよね。自分は間違っていないと思うみたいです。

だからこういう人に何を言っても無駄なんです。 ワンちゃんが可哀想~犬を飼う資格がないです。

大切な家族だから守ってあげなくてはいけないのに、こういう事件が起きてしまうのです。

 

 

 

でも、この事件があってからリードをしていない方が減ってきたように思います。いつも散歩で会うノーリードの女性もリードをするようになりました。
こういう事件が起きてからやっと気が付くのでしょうー

ノーリードは間違いなく犬を危険に晒しています。

 

 ノーリードでのデメリット 

犬は音に敏感で雷や車のクラクションなどでびっくりして逃げ出します。

そのまま走り出して迷子になる可能性もあります。
(海や山で、思いっきり走らせたい気持ちはわかりますが、そのままいなくなる場合が多いです。)

車に轢かれる心配もあります。

ノーリードが原因で人を噛んだ場合などは民事責任や刑事責任を負う可能性があります。

などたくさんあります。

 

裁判例でも、ダックスフントを散歩中に犬が突然走り出したため、リードが手から放れてランニング中の人が転倒し、手首の骨が折れて後遺障害が残った事案について、1,284万円の高額損害賠償を認めたケースがあります(大阪地方裁判所平成30年3月23日判決)

 

以前に書いた記事
リードを離した犬が知人の犬に噛みつき賠償命令(犬が犬に噛みついた事件)

 

ノーリードは、国の飼養基準や自治体の条例で原則禁止されていること、刑事責任を負ったり、民事の損害賠償のリスクがあることなどから、公道はもちろん、公園内などの広い場所であってもすべきではないでしょう。

ドッグランのみOKですが、ここでのトラブルもかなり増えています。
犬同士喧嘩したり、噛みついたり・・・時間貸しのドックランでしたらいいのですが、他にワンちゃんがいると犬同士はトラブルの元ですので気を付けてください。

 

 

何よりも、あなたの大切な犬が悪者にされたり、

トラブルに巻き込まれることのないよう、

リードをつけて愛犬をしっかりと守ってください。

 

 

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