トイプードルの膝蓋骨脱臼(パテラ)はサプリで予防が効果的です。できればサプリの習慣を!
ピョンピョン跳ね回る姿が愛らしいトイプードル。他の犬種と比べると足の関節が柔らかく、二本脚で歩いたり、動きも独特でかわいいです。そんなトイプードルの足は、膝蓋骨脱臼を起こしやすいといわれています。
脱臼とは、高いところから飛び降りたり、ジャンプしたり、激しく転んだりするなど、関節の可動域を超えた動きをしたことが原因で、骨の関節が本来の位置からずれてしまった状態を言います。
すべての犬種で脱臼が起こる可能性がありますが、トイプードルやチワワ、ポメラニアン、ヨークシャテリアなどの小型犬が脱臼になりやすいと言われています。
なかでも、トイプードルの有病率はトップで約7頭に1頭が発症するという調査結果もでています。
小型犬に多い病気「膝蓋骨脱臼」について調べました。そして予防にはサプリが効きます!オススメのサプリをご紹介します。
●膝蓋骨脱臼とは?
犬の膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿である膝蓋骨(しつがいこつ)が太ももの骨からずれてしまう状態を言います。
お皿が内側にずれた状態を内方脱臼、外側にずれた状態を外方脱臼と分類されています。
小型犬の脱臼は内側への脱臼(内方脱臼)が多く見られます。
英語で膝蓋骨脱臼を Patella Luxation というため、「パテラ」と呼ばれることもあります。
有病率はトイプードルがトップというビックリするような調査結果がでています。
こちらより引用 https://www.anicom-sompo.co.jp/news/2019/news_0190522.html
そして、7頭に一頭が発症という恐ろしい調査結果がでていますが、下記の記載の予防と対処法を行い、日常生活に気をつけていればある程度は防げる病気だと思われます。
●症状
症状によりグレード1~グレード4まで分けられています。
・グレードⅠ
日常生活にあまり支障がなく、ときどき症状がでる。初期症状で膝のお皿がズレて脱臼してしまっても自然に元に戻るので無症状。痛みはほとんどなく、飼い主さんも気が付かないようです。
・グレードⅡ
日常の生活で時々脱臼する。お皿がズレてしまっても犬自身が足を伸ばしたりして元に戻り、ほぼ支障が出る事はないようですが、スキップするように歩いたり、症状が出ている方の足を浮かせて歩いたり、このあたりで飼い主さんがあれ?と気がつくようです。
・グレードⅢ
骨格の変形が目立ち歩き方が異常となる。常に脱臼している状態で修復することが可能。足を引きずる、足を浮かせてケンケン歩行をしている。
・グレードⅣ
膝蓋骨は常に脱臼しており、ズレて元に戻す事が出来ない。骨の変形も重度で膝を伸ばすこともできなくなるため、膝を曲げたままの状態で歩くなど歩行異常が見られる。
さらに症状が進行して骨が歪んだりした場合は、手術しても正常な元の状態に戻らない事もあるようです。
こんな症状をみたらすぐに病院へ
●原因
膝蓋骨脱臼には「外傷性」と「先天性」があります。
外傷性は交通事故や高いところからの飛び降りや転倒などが原因で起こります。
先天性の場合は、生まれつき膝関節のまわりの筋肉や靭帯に異常があったり、発育していく段階で十分に骨や筋肉が成長しないなどが原因で、子犬のときから発症していることもあれば、発育にともなって発症してくることもあります。
詳しい発症のメカニズムは分かっていませんが、人為的な小型化が病気の発症率を高めていると言われています。
メス犬のほうがオス犬より発症率が1.5倍高いと言われています。女の子(メス犬)は気をつけたほうがいいです。
●治療
根本的な治療は外科手術になりますが、グレードが低く症状も軽度の場合は保存治療ができます。
保存治療とは環境を改善、生活改善、投薬により症状を抑えたり、進行を抑制する治療です。(グレードⅠ、Ⅱ)
・内科治療または保存治療 (グレードⅠ、Ⅱ)
リハビリテーション、体重管理 、関節系サプリメント 、鎮痛薬(痛み止め) 、サポータなどを組み合わあせての治療プランを考えて生涯歩けるように維持していく治療が目標となります。
滑りやすいフローリングを避けてカーペットを敷いたり、段差や階段などは歩かないようにしたり、無理な運動は避ける。
・外科治療 (グレードⅢ、Ⅳ)
症状が進行して日常生活に支障がでる場合は正常な位置に戻す外科治療が推奨されます。
内科的治療を行うのか外科的治療を行うのかについては、 脱臼のグレードや犬種、体重、年齢、飼育環境などによって判断します。詳しくは獣医師さんと相談することをおすすめします。
●手術費用の相場●
ネットで検索すると15万円~30万円くらいが相場だそうです。幅が広すぎますが、地域や病院によって値段の開きがあるようです。
●悪化させないための予防・対処法
自分のワンちゃんが痛くて辛い思いをしないように、日頃から気をつけましょう~。若いうちからサプリメントを飲ませたりして予防をすると良いと思います。脱臼をしてから対処するより最初から予防することがベストです。
また、日常生活では関節へストレスをかけないようにすることが大切です。
気をつけること、予防すること。
・適正体重を保つようにする。
・階段の上り下りや段差など膝・足に負担をかけないようにする。
・フローリングは滑りやすいので絨毯やマットなどを敷いて滑らないようにする。
・足裏(肉球・パット)の毛をカットして滑らないようする。
・膝の周りに筋肉がつくように適度の運動をさせる(お散歩をする)
・過度の運動(フリスビーやアジリティーなどで急回転や、ジャンプ)は控えるようにする。
・砂利道などは足を踏み外しやすいので歩かないようにする。
・膝に効果のあるサプリメントを飲ませる。
●オススメのサプリメント
我が家ではトイプードル3匹おります。メスのトイプードルが10歳の時にパテラを発症して、ネットでいろいろ調べて、脱臼にはコンドロイチンと緑イ貝が良いみたいで、この商品にたどり着きました。
ネイチャーベット「アースリスージ」
ネイチャーベットのアースリスージは500粒で8500円~15000円くらいでアマゾンやヤフーショップで売っております。一日1粒なのでかなり持ちます。(ショップによりかなり値段が違いますのでご注意してください!!)
さすが、アメリカ・・・粒が大きいのがちょっと大変で、細かくすりつぶして飲ませています。
こちらのサプリにはもっと効くアースリースージーゴールド120粒(10000円くらい)があります。
●最後に
小型犬に多い病気、膝蓋骨脱臼についてまとめました。
我が家には、トイプードル3匹おります。1匹が4年前(10歳)に膝蓋骨脱臼になり、もうどうしていいのかわからない状況でしたが、すぐにサプリを飲ませて、日常生活に気をつけて過ごした結果、14歳になりましたがその後は脱臼はしていません。
とっても元気です。他の子(トイプードル2匹オス)も元気で、脱臼はしておりません!
ワンちゃんを飼っている方に少しでも参考にして頂いてお役にたてれば嬉しいです。
大切なかわいい家族、いつまでも元気でいてほしいですよね~
ずっと元気でいて欲しいからこれからもサプリを続けていきます!